「尻に火がつく」の意味 「尻に火がついた」などの例文

「尻に火がつく」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「尻に火がつく」の意味と例文や「尻に火がついた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「尻に火がつく」の読み方

読み方:しりにひがつく
「尻に火がつく」の「尻」は「しり」と読みます。「尻に火がつく」は「尻に火がついた」などのバリエーションがあります。類語は「足下に火がつく」などがあります。

「尻に火がつく」の意味

意味:事態が差し迫り追いつめられた状態になること
「尻に火がつく」の「尻」は人の体の後ろについているので、尻に火がつくと人は前に逃げ出すしかなくなります。そこから、「尻に火がつく」は事態が差し迫り追いつめられた状態になることを言うようになったと言います。

「尻に火がつく」の例文

例文1:息子は尻に火がつくまでなかなか勉強に取り掛からない。
例文2:尻に火がつくまでなんでほっておいたの?
例文3:いつ尻につくのかと思って見守っていたら、結局最後まで火がつくことなくやらないままだった。

「尻に火がついた」の例文

例文1:明日にはもう課題を出さないとならないことに気づいてようやく尻に火がついた。
例文2:今度赤点を取ったら部活禁止と言われて尻に火がついた。
例文3:尻に火がついた漫画家が必死に締め切りと戦っている。

「尻に火がつく」をうまく用いる

「尻に火がつく」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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