「白黒を付ける」の意味　「黒白を争う」「黒白を明らかにする」「白黒が付かない」などの例文

「白黒を付ける」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「白黒を付ける」の意味や「黒白を争う」「黒白を明らかにする」「白黒が付かない」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「白黒を付ける」の読み方

読み方：しろくろをつける

読み方：こくびゃくをあらそう

読み方：こくびゃくをあきらかにする

読み方：しろくろがつかない

「白黒を付ける」「白黒が付かない」の「白黒」は「しろくろ」と読みます。「黒白を争う」「黒白を明らかにする」の「黒白」は「こくびゃく」と読みます。「白黒を付ける」は「黒白を争う」「黒白を明らかにする」などのバリエーションがあります。「白黒が付かない」は対義語になります。

意味：物事の是非・善悪・真偽などをはっきりとさせること

意味：物事の是非・善悪・真偽などをはっきりできないこと

「白黒を付ける」「黒白を争う」「黒白を明らかにする」「白黒が付かない」は囲碁が由来になっていると言われています。囲碁の黒石と白石で勝負をつけることからこのように言われるようになりました。

例文1：どっちを選ぶか白黒を付けろ。

例文2：今日中にこの件については白黒つけるので夜には電話するよ。

例文1：今度の試合でライバルと黒白を争わなければ引退することもできない。

例文2：黒白を争わなければならないのも大事だが曖昧にした方がいいときもある。

例文1：いいかげん黒白を明らかにして先に進もう。

例文2：勝負だ、ここで黒白を明らかにしよう。

例文1：このままじゃ勝負の白黒が付かないよ。

例文2：二人の関係に白黒が付かないまま卒業するのはいやだ。

「白黒を付ける」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。