「知らぬが仏」の意味と例文

「知らぬが仏」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「知らぬが仏」の意味と例文を紹介していきます。

「知らぬが仏」の読み方

読み方:しらぬがほとけ
「知らぬが仏」の「仏」は「ぶつ」ではなく「ほとけ」と読みます。「知らぬが仏」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。

「知らぬが仏」の意味

意味:知らないでいれば平穏な気持ちでいられて幸せであるということ、また本人だけが知らないことをあざけわらうときにも使うこともある
「知らぬが仏」は正岡子規の『かけはしの記』、菊池寛の『私の日常道徳』、夏目漱石の『吾輩は猫である』の中に記載があると言われています。ですが、もとは「江戸いろはかるた」が由来だと言われています。「知らぬが仏、知るが煩悩」と合わせて使うこともあります。

「知らぬが仏」の例文

例文1:この日記を見れは彼の考えていることを知ることができるけれど、知らぬが仏ということもあるから見たいとは思わない。
例文2:彼が彼女ではない女性と仲良く歩いているのを見たけれど、知らぬが仏で深く詮索するのは辞めておこう。
例文3:仕事がうまく言っているのか気になるけれど、知らぬが仏と思ったので電話してみるのは辞めた。
例文4:知らぬが仏とはいうものの、自分の進退を左右する話はなるべく早く知っておきたい。
例文5:上司からの連絡は知らぬが仏とはいかない。

「知らぬが仏」をうまく用いる

「知らぬが仏」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

You cannot copy content of this page

タイトルとURLをコピーしました