「自画自賛」の意味と例文

「自画自賛」は日常でもよく使われる四字熟語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「自画自賛」の意味と例文を紹介していきます。

「自画自賛」の読み方

読み方:じがじさん
「自画自賛」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「自画自賛」の意味

意味:自分で自分のことを褒めること
「自画自賛」は東洋画の詩歌や文章に自分でコメントを書き入れることが由来していると言われています。もともと東洋画では完成した絵画や詩文に他人からコメントを入れてもらう習慣があり、それを「賛」と言っていたのですが、「賛」まで入れて一つの作品とされていました。そして自分でコメントすることを「自画自賛」と言っていました。自分でコメントを入れたからと言って本来悪い意味はなかったのですが、現在は「自画自賛」は恥ずかしいなどマイナスなイメージで使われています。

「自画自賛」の例文

例文1:彼はいつも自画自賛なので、あまり当てにならない。
例文2:自分の作品を自画自賛してしまい恥ずかしいですが、是非見に来ていただければ幸いです。
例文3:自画自賛しないと誰も褒めてくれないなんて悲しい。
例文4:自画自賛してばかりいるのも、なんだか恥ずかしいですね。
例文5:自分で自信のある作品なら自画自賛してもいいと思うよ。

「自画自賛」をうまく用いる

「自画自賛」は日常でよく使われる四字熟語です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。