「触らぬ神に祟りなし」の意味と例文

「触らぬ神に祟りなし」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「触らぬ神に祟りなし」の意味と例文を紹介していきます。

「触らぬ神に祟りなし」の読み方

読み方:さわらぬかみにたたりなし
「触らぬ神に祟りなし」の「神」は「しん」ではなく「かみ」と読みます。また「祟り」は「たたり」と読みます。「触らぬ神に祟りなし」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。対義語は「寝た子を起こす」「藪をつついて蛇を出す」などがあります。

「触らぬ神に祟りなし」の意味

意味:余計なことはしない方がいいというたとえ
「触らぬ神に祟りなし」は恨みを抱いて死んだ人の霊が祟り神として現世に災いをもたらすと考える日本の御霊信仰が由来だと言われています。祟り神は災いをもたらすから関わらない方がいいという言い伝えからこのことわざが生まれたと言われています。

「触らぬ神に祟りなし」の例文

例文1:また二人はケンカしているようだが、触らぬ神に祟りなしで関わらないようにしている。
例文2:レジの計算が合わないようでもめていたが、帰るのが遅くなるので触らぬ神に祟りなしで知らないふりをした。
例文3:彼は昨日彼女に振られたようで機嫌が悪いので、触らぬ神に祟りなしで話しかけないようにしている。
例文4:データが違う気がしたが、触らぬ神に祟りなしで報告しなかった。
例文5:グループのメンバーで口論が始まったが、触らぬ神に祟りなしで誰も止めようとしない。

「触らぬ神に祟りなし」をうまく用いる

「触らぬ神に祟りなし」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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