「口を利く」の意味　「口を利いて」「口利き」などの例文

「口を利く」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「口を利く」の意味や「口を利いて」「口利き」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「口を利く」の読み方

読み方：くちをきく

「口を利く」の「口」は「こう」ではなく「くち」と読みます。「利く」は「聞く」ではなく「利く」の漢字を使います。「口を利く」は「口を利いて」「口利き」などのバリエーションがあります。

意味：人と人との間を取り持つこと、話をすること

「口を利く」の「口」は話すことを意味し、「利く」は間に入ってうまくいくよう世話をしてあげることを意味します。そこから、「口を利く」は人と人との間を取り持つために話をつけてあげることを意味します。

例文1：もし私のコネでうまくいくことがあれば喜んで口を利くよ。

例文2：私が口を利くことで円滑に物事が進むならそれはとてもうれしいことだ。

例文1：先生にＡ企業に入れるよう口を利いてもらえればありがたい。

例文2：父が会社に口を利いてくれたので、イベントがスムーズに進められた。

例文1：口利き料ってどれぐらいかかるのでしょう？

例文2：友人の口利きのおかげで有名大学のコンパに参加することができた。

「口を利く」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。