「癇に障る」の意味  「癇に障った」などの例文

「癇に障る」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「癇に障る」の意味や「癇に障った」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「癇に障る」の読み方

読み方:かんにさわる
「癇に障る」の「癇」は「かん」と読みます。また「障る」は「さわる」と読みます。「癇に障る」は「癇に障った」などのバリエーションがあります。類語は「気に障る」などがあります。

「癇に障る」の意味

意味:腹が立ったり気に入らなかったりすること
「癇に障る」の「癪」は胸や腹が急に痙攣して激痛が走るひきつけの一種で、腹が立った時に胸や腹が痛むところから、「癪に障る」を腹が立ったり気に入らなかったりする時に使うようになったと言われています。

「癇に障る」の例文

例文1:彼の言い方が癇に障る。
例文2:あまり低姿勢に出られるとかえって癇に障るよ。
例文3:何か癇に障ることがありましたか?

「癇に障った」の例文

例文1:彼の調子に乗った態度がひどく癇に障った。
例文2:どうやら癇に障ったことを言ってしまったらしい。
例文3:癇に障ったらすみません。

「癇に障る」をうまく用いる

「癇に障る」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。