「肩を並べる」の意味と例文

「肩を並べる」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「肩を並べる」の意味と例文を紹介していきます。

「肩を並べる」の読み方

読み方:かたをならべる
「肩を並べる」の「肩」は「けん」ではなく「かた」と読みます。「肩を並べる」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。
意味:実力や地位などで対等の力を持ち互いに張り合うこと
「肩を並べる」は漢語の「比肩」が日本語になったものが由来だと言われています。並んで立つという意味から、「肩を並べる」は地位、勢力、実力などにおいて対等であるという比喩表現に使われるようになったと言われています。

「肩を並べる」の例文

例文1:弟はぐんぐんと実力をつけ、今や兄と肩を並べるほどになった。
例文2:小さな会社だったが堅実に経営していたおかげで大企業とも肩を並べるほど大きくなった。
例文3:いつか君と肩を並べることができるよう頑張るよ。
例文4:成長の遅い息子だが、小学に入ってようやく同級生と肩を並べるようになった。
例文5:憧れの上司と肩を並べることができて感無量だ。

「肩を並べる」をうまく用いる

「肩を並べる」は日常でよく使われる慣用句です。様々なシーンでも使われるので、論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。