「気に入る」の意味 「気に入りそうな」「気に入った」などの例文

「気に入る」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「気に入る」の意味や「気に入りそうな」「気に入った」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「気に入る」の読み方

読み方:きにいる
「気に入る」の「気」は「け」ではなく「き」と読みます。また「入る」は「はいる」ではなく「いる」と読みます。「気に入りそうな」「気に入った」などのバリエーションがあります。対義語は「気に食わない」「気に入らない」などがあります。

「気に入る」の意味

意味:好きになること
「気に入る」の「入る」は万葉集の『何故可 不思将有 紐緒之 心尓入而 戀布物乎』という言葉に由来すると言われています。これは、書き下し文にすると「何故か思はずあらむ紐の緒の心に入りて恋しきものをに心にいる」となり、「心にいる」は、心に貫く、沁みるという意味で使われて、心に沁みて寂しいということを表します。「気」は気持ちを表すので、「気に入る」は気持ちに沁みるというところから、好みに合うという意味になったと言われています。

「気に入る」の例文

例文1:誕生日プレゼントを用意しました。彼が気に入るといいのですが。
例文2:きっと娘が気に入るであろう猫のブローチを買って帰った。

「気に入りそうな」の例文

例文1:子供が気に入りそうな料理を作って誕生日のお祝いをしようと思う。
例文2:これは息子が気に入りそうな本だな。

「気に入った」の例文

例文1:気に入ったものがあれば何でも持っていってください。
例文2:この服のワンポイントの猫がとても気に入った。

「気に入る」をうまく用いる

「気に入る」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

You cannot copy content of this page

タイトルとURLをコピーしました