「肩で息をする」の意味 「肩で息をして」などの例文

「肩で息をする」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「肩で息をする」の意味や「肩で息をして」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「肩で息をする」の読み方

読み方:かたでいきをする
「肩で息をする」は「肩で息をして」などのバリエーションがあります。

「肩で息をする」の意味

意味:肩を上下させて苦しそうに息をする様子
「肩で息をする」は激しく体を動かしたあとの体内の様子に由来すると言われています。激しく体を動かしたあとは、体内にたくさん酸素を取り込もうと声も出せないほど呼吸が激しくなり、肩が上下してしまう状態になります。この様子が肩で息をするかのようなので、そのまま「肩で息をする」という慣用句になったと言われています。

「肩で息をする」の例文

例文1:肩で息をする彼は言葉にならない声を出していた。
例文2:息子が肩で息をするのがわかったので、とっさに喘息の発作が起こったと思った。
例文3:肩で息をするほど激しい運動だったんだろうね。

「肩で息をして」の例文

例文1:彼は駅から走ってきて来たのだろう、肩で息をしていた。
例文2:肩で息をしていたため、彼はなかなか第一声を発することができなかった。
例文3:一位でゴールした彼は肩で息をしていたので、きっと全速力で走ったのだろうと思った。

「肩で息をする」をうまく用いる

「肩で息をする」は日常でよく使われる慣用句です。様々なシーンで使われるので、論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。