「肩の荷が下りる」の意味と「肩の荷を下ろす」「肩の荷が下りた」などの例文

「肩の荷が下りる」は日常でもよく使われる慣用句です。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「肩の荷が下りる」の意味や「肩の荷を下ろす」「肩の荷が下りた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「肩の荷が下りる」の読み方

読み方:かたのにがおりる
「肩の荷が下りる」の「荷」は「か」ではなく「に」と読みます。また「下りる」は「降りる」ではなく「下りる」の漢字を使います。「肩の荷が下りる」は「肩の荷を下ろす」「肩の荷が下りた」などのバリエーションがあります。

「肩の荷が下りる」の意味

意味:責任や負担から逃れられてほっとすること
「肩の荷が下りる」は肩に乗っていた荷物を下ろすというところから由来していると言われています。荷物は責任の比喩として使われ、責任を下りてほっとする様子を「肩の荷が下りる」というようになったと言われています。

「肩の荷が下りる」の例文

例文1:ノルマが達成できてようやく肩の荷が下りるというものだ。
例文2:交代の人が跡を継いでくれるというのでようやく肩の荷が下りる。

「肩の荷を下ろす」の例文

例文1:子供が成人してようやく肩の荷を下ろすことができました。
例文2:長男として頑張ってきたけれど、もう兄弟もいい大人なんだから、彼も肩の荷を下ろしていいと思う。

「肩の荷が下りた」の例文

例文1:ユーチューブの動画の収録がうまくいくか不安だったが、PVの反応を見て肩の荷が下りた。
例文2:目標にしていた大学に入ることができて肩の荷が下りたような気分だ。

「肩の荷が下りる」をうまく用いる

「肩の荷が下りる」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。