「刀折れ矢尽きる」は最近はあまり聞くことのなくなった慣用句です。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「刀折れ矢尽きる」の意味や「弓折れ矢尽きる」「刀折れ矢尽きて」「刀折れ矢尽きた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。
「刀折れ矢尽きる」の読み方
読み方:かたなおれやつきる
「刀折れ矢尽きる」の意味
意味:戦いで力尽きてどうにもならない様子
「刀折れ矢尽きる」の例文
例文1:日本は第二次大戦で食糧がなく刀折れ矢尽きるだったそう。たくさんの兵士が亡くなった。
例文2:コロナでワクチンが効かないとなったら、刀折れ矢尽きるでもう次の手はない。
「弓折れ矢尽きる」の例文
例文1:弓折れ矢尽きるまで頑張りたいと思う。
例文2:原爆を落とされたら弓折れ矢尽きるでもうお手上げだよ。
「刀折れ矢尽きて」の例文
例文1:試合では歯折れ矢尽きて全面降伏するしかなかった。
例文2:プレゼンのためにやれることは全部やったが、当日肝心のデータが消えてしまったので刀折れ矢尽きてしまった。
「刀折れ矢尽きた」の例文
例文1:強豪校に勝つためにあらゆる選手の分析を行ってきたが、今年は今までいなかった留学生が大量に試合に出るようで、刀折れ矢尽きた。
例文2:会社を守ろうと必死で頑張ってきたが、もはや刀折れ矢尽きた。
「刀折れ矢尽きる」をうまく用いる
「刀折れ矢尽きる」は最近ではあまり使うことのなくなった慣用句です。知っていると語彙力もアップするので論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。