「裏をかく」の意味 「裏をかいて」「裏をかかれ」などの例文

「裏をかく」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのようなシーンに使えばいいでしょう。ここでは「裏をかく」の意味と例文を紹介していきます。

「裏をかく」の読み方

読み方:うらをかく
「裏をかく」の「かく」はひらがなで書くのが一般的です。「裏をかく」は「裏をかく」のは自分ですが、「裏をかかれる」のは相手です。その他に「裏をかいて」「裏をかかれ」などのバリエーションがあります。

「裏をかく」の意味

意味:相手の考えを見破り、その反対の行動をとって出し抜く
「裏をかく」は戦国時代の鎧に由来していると言われています。当時鎧の背中側(裏)まで槍を突き刺して傷をつけることを「うらかく」と言いました。不備のある鎧だとこのように致命傷を与えられるところから、相手の油断している隙をつくと言う意味が元になって「裏をかく」という慣用句になったと言われています。

「裏をかく」の例文

例文1:常に人の裏をかくぐらいでないと商売は成功しないかもね。
例文2:裏をかくぐらい頭が切れるといいのだけれど、息子は単純な性格でいつも騙されてしまう。

「裏をかいて」の例文

例文1:ポーカーで彼は複雑な表情を見せていたが、その裏をかいていいカードで勝負してみることにした。
例文2:勝負はどう相手の裏をかいて有利に行動を起こすかがポイントです。

「裏をかかれ」の例文

例文1:この問題がテストに出ると思ったが、裏をかかれて全く違うのが出た。
例文2:右ゴール上のシュートが来ると思ったら、裏をかかれて左ゴール下に来たのでボールを止められなかった。

「裏をかく」をうまく用いる

「裏をかく」は日常でもよく耳にする慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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