「打てば響く」の意味 「打っても響かない」などの例文

「打てば響く」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「打てば響く」の意味と例文を紹介していきます。

「打てば響く」の読み方

読み方:うてばひびく
「打てば響く」の「響く」は「ひびく」と読みます。「打てば響く」はこの形で慣用句になっているため、「打つなら響く」「打ったら響く」などのバリエーションはありません。

「打てば響く」の意味

意味:人の言動など何か刺激を与えればそれに対してすぐ反応すること
「打てば響く」は太鼓や鐘を叩いたらすぐに音が返ってくるところからつけられたと言われています。 「打てば響く、叩けば鳴る、当たれば砕く」と続けて言うこともあります。

「打てば響く」の例文

例文1:彼はこの企画に自信があったので、どんな質問でも打てば響くといった様子で的確に答えていた。
例文2:彼はとても勉強熱心で打てば響くので、ついつい色々と教えてあげたくなる。
例文3:彼女は聡明で、きめ細やかな気配りができるので、打てば響く女性に成長した。

「打っても響かない」の例文

例文1:打っても響かない人に何を教えても教え甲斐がないので、生徒だけでなく教師も辛い。
例文2:息子は打っても響かないので、伝統芸能を継がせる夢はもう諦めている。
例文3:彼は打っても響かないので、全然上達しない。

「打てば響く」をうまく用いる

「打てば響く」は日常でよく使われる慣用句です。様々なシーンで使われるので論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。