「阿吽の呼吸」の意味　「阿吽の仲」などの例文

「阿吽の呼吸」はどのように文中で使えばいいでしょうか。ここでは「阿吽の呼吸」の意味や「阿吽の仲」などバリエーションとしての例文を紹介していきます。

「阿吽の呼吸」の読み方

読み方：あうんのこきゅう

読み方：あうんのなか

「阿吽の呼吸」の「阿吽」は「あぎゅう」ではなく「あうん」と読みます。「阿吽の呼吸」は「阿吽の仲」というときもあります。

意味：お互いの気持ちが合って調子がぴったりひとつになること

「阿吽の呼吸」の「阿吽」は仏教の真言のひとつで、口を開けた阿形と口を閉じた吽形から成り立ちます。「阿吽の呼吸」はまるで以心伝心息が合うことを表し、2匹の狛犬などにもよく使われます。

例文1：二人羽織りだが、阿吽の呼吸でまるで一人の人が演じているかのように見えた。

例文2：さすがに優勝校だけあって、あと10秒というところで阿吽の呼吸でパスを回してシュートを決め、見事逆転優勝した。

例文3：長年連れ添った夫婦だけあって、何も話さなくても阿吽の呼吸で相手の要求が分かるらしい。

例文1：フィギュアスケートのペア選手はお互い長く一緒にやっているだけあって、阿吽の仲で華麗な演技を舞った。

例文2：部下の彼とは馬が合って、阿吽の仲で仕事が進む。

例文3：仲間とは阿吽の仲だから、このメンバーでプレイをするのが一番動きやすい。

「阿吽の呼吸」は日常でもよく使われる慣用句です。様々なところで耳にする機会も多いので、論文・小論文でも積極的に文中に取り入れていきましょう。