名前を表す「しょめい」は「署名」「書名」がありますが、それぞれの意味は異なります。論文・小論文では意味を理解して、実際に使えるようにしていきましょう。ここでは「署名」「書名」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。
「署名」と「書名」の違い
署名(しょめい)
意味:本人が自分の名前を書類などに書くこと、また書いたもの。
書名(しょめい)
意味:本の名前。
しょめいまたは捺印が必要は署名が正しい
「しょめいまたは捺印が必要」は本人が自分の名前を書類などに書くことなので、ここでは「署名」が正解です。
「署名」の例文
例文1:書類の最後に署名をお願いします。
「しょめいをお願いします」は本人が自分の名前を書類などに書くことなので、ここでは「署名」を使います。
例文2:署名運動をしていたが、まだ100人分しか集まらない。
「しょめい運動」は運動をしている人に賛同した人が自分の名前を書いて意思を表すことなので、ここでは「署名」を使います。
「書名」の例文
例文1:なんという書名なのか教えてください。
「なんという書名なのか」はなんという本の名前なのかということなので、ここでは「書名」を使います。
例文2:書名検索で図書館に蔵書があるのかどうかをチェックする。
「しょめい検索」は本の名前で検索することなので、ここでは「書名」を使います。
論文・小論文で「署名」と「書名」を使い分ける視点
「しょめい」は「署名」「書名」がありますが、意味は大きく異なります。「署名」は自分の名前を書くこと、「書名」は本の名前と覚えておきましょう。論文・小論文ではたくさんの語彙を増やして、豊かな文章になるようにしていきましょう。