「肩を怒らす」の意味　「肩を怒らせて」などの例文

「肩を怒らす」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「肩を怒らす」の意味や「肩を怒らせて」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「肩を怒らす」の読み方

読み方：かたをいからす

「肩を怒らす」の「怒らす」は「おこらす」ではなく「いからす」と読みます。「肩を怒らす」は「肩を怒らせて」などのバリエーションがあります。対義語は「肩を窄める」などがあります。

意味：肩を高く引きあげ相手を威圧する態度を取ること

「肩を怒らす」の「怒る」はもともと角が立つという意味に使われていましたが、そのうち、感情が角立って腹を立てるという意味になったと言われています。そこで、肩を高く引きあげ相手を威圧する態度を取ることを「肩を怒らす」というようになったと言われています。

例文1：肩を怒らす父の前で子供は小さくなって震えていた。

例文2：パワハラになるので肩を怒らすのではなく、諭すように注意をするのが大切だ。

例文3：肩を怒らす取引先の人の様子を見て、この人とは対等に仕事はできないなと思った。

例文1：ちょっとした店員のミスも彼は肩を怒らせて店員に文句をいう。

例文2：彼はいつも肩を怒らせて町を練り歩いている。

例文3：肩を怒らせて感情的に部下を怒鳴ってしまい後悔している。

「肩を怒らす」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。