「画竜点睛を欠く」は日常でたまに使われる故事成語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「画竜点睛を欠く」の意味や「仏作って魂入れず」などの例文を紹介していきます。
「画竜点睛を欠く」の読み方
読み方:がりょうてんせいをかく
「仏作って魂入れず」の読み方
読み方:ほとけつくってたましいいれず
「画竜点睛を欠く」「仏作って魂入れず」の意味
意味:物事を成し遂げようとするとき、最後の仕上げの肝心な部分が欠けてい全体が生きてこないこと
「画竜点睛を欠く」の例文
例文1:素晴らしい演奏だったのに、最後のところで変なアレンジが入って雰囲気が台無しだ。画竜点睛を欠くとはこういうことか。
例文2:せっかく綺麗にケーキが焼けたのに、生クリームの飾りつけを失敗してしまって画竜点睛を欠くことになってしまった。
例文3:ちゃんと答えはわかっていたのに、漢字間違いをしてしまい画竜点睛を欠くで点数にならなかった。
「仏作って魂入れず」の例文
例文1:合格点が取れていたのに、解答用紙に名前を書き忘れ、まさに仏作って魂入れずで0点になってしまった。
例文2:せっかくメールを書いたのに、送信し忘れて届かなかったなんて仏作って魂入れずだね。
例文3:この絵も最後まで仕上げないと仏作って魂入れずで売り物にはならない。
「画竜点睛を欠く」をうまく用いる
「画竜点睛を欠く」は日常でたまに使われることのある故事成語です。知っておくと役立つので論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。