「水泡に帰する」の意味 「水泡に帰す」「水泡に帰して」「水の泡」などの例文

「水泡に帰する」は日常でもたまに耳にする慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「水泡に帰する」の意味や「水泡に帰す」「水泡に帰して」「水の泡」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「水泡に帰する」の読み方

読み方:すいほうにきする

「水の泡」の読み方

読み方:みずのあわ
「水泡に帰する」の「水泡」は「みずあわ」ではなく「すいほう」と読みます。一方で「水の泡」は「みずのあわ」と読みます。また「帰する」は「かえする」ではなく「きする」と読みます。「水泡に帰する」は「水泡に帰す」「水泡に帰して」「水の泡」などのバリエーションがあります。類語は「棒に振る」、対義語は「実を結ぶ」などがあります。

「水泡に帰する」「水の泡」の意味

意味:努力したことが無駄に終わること
「水泡に帰する」の「水泡」は水の泡のことを意味し、「帰する」は本来の場所や状態に戻すという意味です。そこから、積み上げてきた苦労や努力、成果が水の泡のようにはかなく消えてしまうことを言うようになったと言われています。

「水泡に帰する」の例文

例文1:ケーキを焼くときに焦がしてしまい、今までの手間は水泡に帰する結果となった。
例文2:1つのミスで水泡に帰することもあるので、すべてにおいて慎重にお願いします。

「水泡に帰す」の例文

例文1:体育祭のために練習を重ねてきたが、大雨で中止になり水泡に帰すことになってしまった。
例文2:テストの準備はばっちりだったのに、当日寝坊をして努力が水泡に帰す結果となった

「水泡に帰して」の例文

例文1:父の誕生日というのでサプライズでパーティーの用意していたが、仕事で帰れないと電話があり、計画が水泡に帰してしまった。
例文2:せっかく取れた受注なので、水泡に帰してしまわないように、相手と対話しながら進めていこう。

「水の泡」の例文

例文1:突然の会社の倒産で、すべての努力は水の泡だ。
例文2:怪我をして努力が水の泡にならないよう、毎日の基礎トレーニングを怠らないようにしよう。

「水泡に帰する」をうまく用いる

「水泡に帰する」は日常でたまに耳にする慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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