「元も子もない」の意味と例文

「元も子もない」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「元も子もない」の意味と例文を紹介していきます。

「元も子もない」の読み方

読み方:もともこもない
「元も子もない」の「元」は「げん」ではなく「もと」と読みます。また「子」は「し」ではなく「こ」と読みます。「元も子もない」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「元も子もない」の意味

意味:当初の目的が無駄になるだけでなく、失う必要のないものまで一緒に失うこと
「元も子もない」の「元」は元手となる元金のことを意味し、「子」は利子のことを意味します。そこから、元金どころか利子までなくなるという意味で使われるようになったと言われています。

「元も子もない」の例文

例文1:大会があるから練習を増やしても、けがをしてしまっては元も子もない。
例文2:いい暮らしを夢見て株を始めたのに、マイナスになったら元も子もない。
例文3:生活を支えようと仕事を増やしたのに、病気になって医療費が増えたら元も子もない。
例文4:節約するためにガスと電気料金をまとめたのに、かえって料金が高くなったら元も子もない。
例文5:アルバイトをしてお金を稼ごうと思ったのに、逆にストレスで散財してしまったら元も子もない。

「元も子もない」をうまく用いる

「元も子もない」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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