「八百長」の意味と例文

「八百長」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「八百長」の意味と例文を紹介していきます。

「八百長」の読み方

読み方:やおちょう
「八百長」の「八百」は「はっぴゃく」ではなく「やお」と読みます。「八百長」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「八百長」の意味

意味:前もって勝敗を打ち合わせているのに、表面上だけ真剣に勝負をして見せること、なれ合いで事を運ぶこと
「八百長」は、明治時代の八百屋の店主長兵衛の通称が「八百長」ということに由来します。長兵衛は相撲の年寄伊勢海五太夫の碁仲間で、実力的には長兵衛が買っていたのですが、商売上伊勢海五太夫のご機嫌をとるため、わざと負けることもありました。それが発覚し、相撲界でわざと負けることを「八百長」というようになりました。そのうち、相撲以外の勝負でも前もって示し合わせて勝負することに広く使われるようになったと言われています。

「八百長」の例文

例文1:この試合はえらくもめているけれど、どうも八百長だったようだよ。
例文2:テレビ番組で八百長があったようで炎上しているよ。
例文3:彼ばかりいつもいい札が回ってくるなんてなんだか八百長のようだな。
例文4:八百長試合ばかりやっていると観客は興ざめしてしまう。
例文5:テレビ討論が八百長だなんて、印象操作を疑われても仕方がない。

「八百長」をうまく用いる

「八百長」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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