「息を殺す」は日常によく使われる慣用句です。「息を殺して」「息を殺していた」 など表現のバリエーションも豊かです。それでは「息を殺す」をどのように使ったらいいのでしょうか。ここでは「息を殺す」の意味と例文を紹介していきます。
「息を殺す」の読み方
読み方:いきをころす
「息を殺す」の意味
意味:息を静かにし気配を消すこと
「息を殺す」の例文
例文1:降り立った敵地には、思わず息を殺すような緊迫した展開が待っていた。
例文2:気づくと敵が迫っていたので、思わず息を殺すと同時に物陰へと移動した。
「息を殺して」の例文
例文1:熊が家の中に入ってきたので机の下で息を殺していると気づかず出て行った。
例文2:室内に人がいるようだったので、物陰に潜んで息を殺して様子を見た。
「息を殺していた」の例文
例文1:学校に忍び込んだところ、ちょうど警備員が見回りにやってきたので、扉の向こうで息を殺していた。
例文2:わからないように息を殺していたのに、足跡が残っていたせいで見つかってしまった。
「息を殺す」をうまく用いる
「息を殺す」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でもうまく使って、臨場感あふれる文章が書けるようにしていきましょう。