「足元にも及ばない/足下にも及ばない」の意味と例文

「足元にも及ばない/足下にも及ばない」は慣用句ですが、実際のシーンではどのように使ったらいいでしょうか。ここでは「足元にも及ばない/足下にも及ばない」の意味と例文を紹介していきます。

「足元にも及ばない/足下にも及ばない」の読み方

読み方:あしもとにもおよばない
「足元にも及ばない/足下にも及ばない」は「足元」でも「足下」でもどちらでも構いません。「足元にも及ばない/足下にも及ばない」で一つの言葉となっているため、「足下には及ばない」「足下に及ぶ」などの表現はありません。

「足元にも及ばない/足下にも及ばない」の意味

意味:比べものにならないぐらい相手の方が優れている。
「足元にも及ばない/足下にも及ばない」は背比べをした時に足元にも及ばない状況を言います。ですが、現実には足元にも及ばないほどの身長差はあり得ないのでかなり極端な差がある状況という意味が含まれます。

「足元にも及ばない/足下にも及ばない」の例文

例文1:期末試験の結果、今の私は彼の足元にも及ばないということがわかってしまった。
例文2:新築一戸建ての施工件数なら、A社はわが社の足元にも及ばないだろう。
例文3:私はまだまだ先生の足元にも及びませんが、少しでも先生のレベルに近づきたいと日々努力しています。
例文4:山田さんは容姿やスタイルでは勝っているが、表現力という点では木下さんの足元にも及ばない。
例文5:部活でいくら練習しても、今は強豪校の足元にも及ばないのが現実だ。

「足元にも及ばない/足下にも及ばない」をうまく用いる

「足元にも及ばない/足下にも及ばない」はよく使う慣用句ではありますが、「足元にも及ばない/足下にも及ばない」の言葉で慣用句になっているため、助詞などの少しの違いも誤用となります。そのため、論文・小論文ではきちんとした形で覚えておくようにしましょう。