「喉から手が出る」の意味と例文

アニメのセリフなどでも「喉から手が出る」という慣用句は使われていそうですね。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「喉から手が出る」の意味と例文を紹介していきます。

「喉から手が出る」の読み方

読み方:のどからてがでる
「喉から手が出る」の「喉」は「のど」と読みます。「喉から手が出る」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「喉から手が出る」の意味

意味:欲しくてたまらなくなること
「喉から手が出る」は俗説が2つあると言われています。1つは飢餓から出た言葉で、お腹いっぱい食べたい、喉の渇きを潤したいという状態を表した言葉と言われています。もう1つは喉から手が出る妖怪がいたという説です。その姿がおぞましいことから、欲しくてたまらないことへの戒めとしてできた言葉とも言われています。

「喉から手が出る」の例文

例文1:技術力で劣る会社はこの情報を喉から手が出るほど欲しがるに違いない。
例文2:幼少期から喉から手が出るほど欲しかった怪獣のフィギュアが目の前にある。
例文3:喉から手が出るほど欲しいと思っていたものも手に入れるとそれほどでもなかったという気持ちになるのはなぜだろう
例文4:就職先が決まらない彼は、マッチする求人情報を喉から手が出るほど欲しがっていた。
例文5:これはマニアだったら誰でも喉から手が出るほど欲しいだろう。

「喉から手が出る」をうまく用いる

「喉から手が出る」は日常でよく使われる慣用句です。切実な欲望・欲求を表すのには効果的ですよね。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。