「手を広げる」の意味 「手を広げて」「手を広げず」などの例文

「手を広げる」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「手を広げる」の意味や「手を広げて」「手を広げず」などバリエーションでの例文も紹介していきます。

「手を広げる」の読み方

読み方:てをひろげる
「手を広げる」の「手」は「しゅ」ではなく「て」と読みます。「手を広げる」は「手を広げて」「手を広げず」などのバリエーションがあります。

「手を広げる」の意味

意味:取り組んでいることの規模を大きくして、関係する範囲を広くすること
「手を広げる」は両手を左右に大きく開くというところから由来していると言われています。「手を広げる」の「手」は、手を使ってすること、転じて仕事などを表します。そこから、商売や事業の範囲を拡大するという意味で使われるようになったと言われています。

「手を広げる」の例文

例文1:彼は海外にまで手を広げることで、一つのサービスでたくさんの利益を得ることができるようになった。
例文2:どうせ手を広げるなら学内だけでなく全国の大学生にアンケートをお願いしてみてはどうだろうか。

「手を広げて」の例文

例文1:語学を学ぶことで視野が広がったと感じたので、今後は英語やドイツ語だけでなく、中国語や韓国語などのアジア圏の言葉にも手を広げて学ぼうと思っている。
例文2:論文を書くためにさらに調査の手を広げて多くの人の声を集めようと思っている。

「手を広げず」の例文

例文1:あえて手を広げず、今の事業を掘り下げてみるのもいいだろう。
例文2:無理に手を広げず、資金を温存しておくことも大事だ。

「手を広げる」をうまく用いる

「手を広げる」は「手を広げて」「手を広げず」などの言い回しも含めて使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。