「夢枕に立つ」の意味 「夢枕に立って」などの例文

「夢枕に立つ」という慣用句はたまに話の端々に出てくるのではないでしょうか。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「夢枕に立つ」の意味や「夢枕に立って」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「夢枕に立つ」の読み方

読み方:ゆめまくらにたつ
「夢枕に立つ」の「夢」は「む」ではなく「ゆめ」と読みます。また「立つ」は「建つ」ではなく「立つ」と書きます。「夢枕に立つ」は「夢枕に立って」などのバリエーションがあります。

「夢枕に立つ」の意味

意味:亡くなった人や神仏が夢の中に表れて何かを告げること
亡くなった人や神仏が夢の中に表れてお告げをするときに、枕元に立って行うということから「夢枕に立つ」といいます。「夢枕に立つ」はお告げをする側からの目線ということになるので、お告げを受けた側は「夢枕に立たれる」ということになります。

「夢枕に立つ」の例文

例文1:祖父は夢枕に立つとそっと家族の危機を伝えてくれた。
例文2:死んだ人が夢枕に立つというが、そんな体験はまだしたことがない。
例文3:亡くなった妻が夢枕に立つようになったのは最近の話だ。

「夢枕に立って」の例文

例文1:もし私が先に死んだら、夢枕に立って銀行の暗証番号を教えるよ。
例文2:祖父が夢枕に立って何か言おうとしていたが、私には聞き取れなかった。
例文3:昨日祖母が夢枕に立って交通事故に気をつけるように言った。

「夢枕に立つ」「夢枕に立って」をうまく用いる

「夢枕に立つ」「夢枕に立って」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。