「藪をつついて蛇を出す」「藪をつついて蛇を出して」「藪をつついて蛇を出した」の意味と例文

「藪をつついて蛇を出す」はTVドラマのセリフなどでもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「藪をつついて蛇を出す」の意味と例文や「藪をつついて蛇を出して」「藪をつついて蛇を出した」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「藪をつついて蛇を出す」の読み方

読み方:やぶをつついてへびをだす
「藪をつついて蛇を出す」の「藪」は「やぶ」と読みます。また「蛇」は「じゃ」ではなく「へび」と読みます。「藪をつついて蛇を出す」は「藪をつついて蛇を出して」「藪をつついて蛇を出した」などのバリエーションがあります。類語は「寝た子を起こす」、対義語は「触らぬ神に祟りなし」などがあります。

「藪をつついて蛇を出す」の意味

意味:余計なことをしたためかえって悪い結果をまねくこと
藪の中は見通しがきかず歩行することも困難ですが、そんなところをつついてみても何も得られないどころか、逆に蛇や虫の類が出てきて、つついた本人が災いをこうむりかねません。そこから、余計なことをしたためかえって悪い結果をまねくことを意味するようになったと言われています。

「藪をつついて蛇を出す」の例文

例文1:黙っていればいいのに、なぜ自分から藪をつついて蛇を出すようなことを言うのだろう。
例文2:こんなときに藪をつついて蛇を出すなんてまさに愚行だ。

「藪をつついて蛇を出して」の例文

例文1:彼は口が滑るのか藪をつついて蛇を出しては上司に怒られている。
例文2:ほっとけばいいのにわざわざ藪をつついて蛇を出してどんな得があるんだい。

「藪をつついて蛇を出した」の例文

例文1:やっと落ち着いたのにあいつが藪をつついて蛇を出したお陰で、また騒ぎが大きくなった。
例文2:調子に乗って藪をつついて蛇を出したプロデューサーには本当にどうにかしてほしい。

「藪をつついて蛇を出す」をうまく用いる

日常でよく使われることわざなので「藪をつついて蛇を出す」「藪をつついて蛇を出して」「藪をつついて蛇を出した」はうまく使い分けましょう。正しく理解して論文・小論文でもきちんと使えるようにしておきましょう。

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