「類は友を呼ぶ」の意味 「類を以て集まる」などの例文

「類は友を呼ぶ」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「類は友を呼ぶ」の意味と例文や「類を以て集まる」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「類は友を呼ぶ」の読み方

読み方:るいはともをよぶ
「類は友を呼ぶ」の「類」は「たぐい」ではなく「るい」と読みます。また「友」は「ゆう」ではなく「とも」と読みます。「類は友を呼ぶ」は「類を以て集まる」などのバリエーションがあります。

「類は友を呼ぶ」の意味

意味:気が合う人や考えが似ている人は自然と集まってくること
「類は友を呼ぶ」は、中国の周王朝時代の占いの書『易経』の「善人同士は善人同士で、悪人同士は悪人同士で集まるものである」ということに由来していると言われています。日本に入ってきたのは江戸時代で、「類を以て友を引く」「類を以て友とす」という言葉が「類は友を呼ぶ」に変わったと言われています。

「類は友を呼ぶ」の例文

例文1:類は友を呼ぶでクラブの仲間と一緒にいるのが一番楽しい。
例文2: 類は友を呼ぶというから、興味があるコースを選ぶと話の合う友達も自然とできるだろう。
例文3: 類は友を呼ぶというから悪い相手と付き合うと君も同じように見られるよ。

「類を以て集まる」の例文

例文1:趣味の集まりは類を以て集まるでとても楽しい。
例文2:類を以て集まる人たちは雰囲気が似ているので、それぞれがなかなか区別がつかない。
例文3:2人は全く顔つきが違うが、類を以て集まるというからには何か似ているところがあるのだろうか?

「類は友を呼ぶ」をうまく用いる

「類は友を呼ぶ」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。