「胸が騒ぐ」の意味　「胸騒ぎがする」などの例文

「胸が騒ぐ」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「胸が騒ぐ」の意味や「胸騒ぎがする」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「胸が騒ぐ」の読み方

読み方：むねがさわぐ

読み方：むなさわぎがする

「胸が騒ぐ」の「胸」は「むな」ではなく「むね」と読みます。逆に「胸騒ぎがする」の「胸」は「むね」ではなく「むな」と読みます。「胸が騒ぐ」は「胸騒ぎがする」などのバリエーションがあります。

意味：不安や心配などで気持ちが落ち着かないこと

「胸が騒ぐ」の「胸」は心の中や心境を意味し、「騒ぐ」は不安や驚きなどで気持ちが高ぶったり乱れたりすることを意味しています。ここから、「胸が騒ぐ」「胸騒ぎ」は心が穏やかでないという意味として使われたといわれています。

例文1：大雪に登山に出掛けた父の安否が気になり胸が騒ぐ。

例文2：彼女のいつもと違う様子に胸が騒ぐ。

例文3：最寄り駅で事故がおきたと聞いて胸が騒ぐ。

例文1：今日の山の天候が悪かったので少し胸騒ぎがする。

例文2：両親の間に流れる不穏な空気に胸騒ぎがする。

例文3：彼の奥歯に物が挟まったような言い方に胸騒ぎがした。

「胸が騒ぐ」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。