「一肌脱ぐ」の意味 「片肌脱ぐ」などの例文

「一肌脱ぐ」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「一肌脱ぐ」の意味と例文や「片肌脱ぐ」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「一肌脱ぐ」の読み方

読み方:ひとはだぬぐ

「片肌脱ぐ」の読み方

読み方:かたはだぬぐ
「一肌脱ぐ」の「人肌」は「いちはた」ではなく「ひとはだ」と読みます。また「片肌脱ぐ」の「片肌」は「へんはだ」ではなく「かたはだ」と読みます。「一肌脱ぐ」は「片肌脱ぐ」などのバリエーションがあります。

「一肌脱ぐ」の意味

意味:他人のために手助けしたり支援をしたりすること
「一肌脱ぐ」「片肌脱ぐ」は、昔の着物文化に由来すると言われています。昔は、着物を着て仕事に取り組むと、袖が邪魔になったため片方の身頃を脱いだと言います。それが転じて「一肌脱ぐ」「片肌脱ぐ」は他人のために力を貸すことを意味するようになったと言われています。「諸肌を脱ぐ」という言葉もあり、これは両方の身頃を脱いで上半身裸にするという意味で、そこから転じて全面的に力を貸すことを意味します。

「一肌脱ぐ」の例文

例文1:君のためなら一肌脱ぐのでいつでも声をかけてください。
例文2:先生が一肌脱いでくれたおかげで無事就職できました。
例文3:夫のために一肌脱ぐのは当たり前だ。

「片肌脱ぐ」の例文

例文1:彼が片肌脱いでくれたので、後援会には有名な先生が来てくれて盛況の中に終わった。
例文2:彼が無事卒業するために担任は片肌脱いだ。
例文3:親は子供のためならいつでも片肌脱ぐ覚悟はあるよ。

「一肌脱ぐ」をうまく用いる

「一肌脱ぐ」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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