「疑心暗鬼」の意味 「疑心暗鬼を生ず」などの例文

「疑心暗鬼」は日常でもよく使われる故事成語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「疑心暗鬼」意味や「疑心闇鬼」「疑心暗鬼を生ず」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「疑心暗鬼」の読み方

読み方:ぎしんあんき
「疑心暗鬼」の「疑心」は「ぎしん」と読みます。また「暗鬼」は「あんき」と読みます。「疑心暗鬼」は「疑心闇鬼」と書くこともできます。「疑心暗鬼」のもとの形は「疑心暗鬼を生ず」なので、いくつかのバリエーションがあります。類語は「幽霊の正体見たり枯れ尾花」などがあります。

「疑心暗鬼」の意味

意味:疑い始めると何もかもが信じられなくなること
「疑心暗鬼」の「疑心」は疑う心、「暗鬼」は暗闇の中の鬼という意味で、疑う心があれば、暗闇に鬼まで見えてくる気がしてくるという心理状態を表します。

「疑心暗鬼」の例文

例文1:.私は疑心暗鬼になる前に冷静に客観的に周りを分析することにしている。
例文2:自分の演技に自信がなくて、みんなが私を笑いものにしているんじゃないかと疑心暗鬼になってしまった。

「疑心闇鬼」の例文

例文1:SNSで心無いコメントを受けてしまったため、友達もみんな敵なので
はないかと疑心闇鬼になってしまう。
例文2:場当たりの回答はいずれ整合性が取れなくなり、かえってみんなは疑心闇鬼になるだけだから、最初からわからないことはわからないと言った方がいい。

「疑心暗鬼を生ず」の例文

例文1:親切のつもりで優しい嘘をついても、もし気づかれてしまえば、彼はきっと疑心暗鬼を生じてしまうよ。
例文2:事実を曲解して伝えれば、疑心暗鬼を生ずるだけでかえって国民の理解は得られないだろう。

「疑心暗鬼」をうまく用いる

「疑心暗鬼」は日常でよく使われる故事成語です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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