「間がいい」の意味 「間が悪い」などの例文

「間がいい」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「間がいい」の意味や「間が悪い」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「間がいい」の読み方

読み方:まがいい

「間が悪い」の読み方

読み方:まがわるい
「間がいい」の「間」は「あいだ」ではなく「ま」と読みます。対義語は「間が悪い」となります。こちらの「間」も「あいだ」ではなく「ま」と読みます。「間がいい」「間が悪い」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「間がいい」の意味

意味:いいタイミングであったり、運や巡り合わせがいいこと

「間が悪い」の意味

意味:悪いタイミングであったり、運や巡り合わせが悪いこと
「間がいい」「間が悪い」の「間」は門を閉じてもあかりがもれるすき間のことで、ちょうどいい、心地いい余裕の空間と考えられていました。「間」はその後、日本の邦楽や舞踏、演劇などで取り入れられ、「間がいい」はタイミングがいいことを言うようになったと言われています。また、「間が悪い」は対義語として、タイミングが悪いことを意味するようになったと言われています。

「間がいい」の例文

例文1:社長室に入ったとたん、間がいい事に秘書がお茶を持ってきてくれた。
例文2:彼に事の真相を聞こうと思っていたら間がいいことに彼がやってきた。
例文3:お腹が空いたと思っていたら間がいいことに外にキッチンカーがやってきた。

「間が悪い」の例文

例文1:この話は誰にも聞かれたくないと思っていたら、間が悪いことに同僚にすべて聞かれてしまった。
例文2:女性と飲みに行ったら、間が悪いことに彼女が友達と来ていてかち合ってしまった。
例文3:彼女とケンカして口汚く罵ったら、間が悪いことに彼女のお母さんに聞かれてしまった。

「間がいい」をうまく用いる

「間がいい」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

 

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