「不言実行」の意味と例文

「不言実行」は日常でもよく使われる四字熟語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「不言実行」の意味と例文を紹介していきます。

「不言実行」の読み方

読み方:ふげんじっこう
「不言実行」の「不言」は「ふごん」ではなく「ふげん」と読みます。また「実行」は「じっこう」と読みます。「不言実行」はこの形で四字熟語になっているため、その他のバリエーションはありません。

「不言実行」の意味

意味:文句を言わず黙ってすべきことを実行すること
「不言実行」は『論語』里仁篇の孔子の言葉「訥言敏行」が由来だと言われています。「不言実行」の「不言」はわざわざ口に出して言わないことを意味します。

「不言実行」の例文

例文1:彼は不言実行でいつも成果を出している。
例文2:不言実行でやり遂げられる人は尊敬できる。
例文3:有言実行より不言実行でやり遂げるほうがかっこいいだろう。
例文4:彼は不言実行の政治家なので、口ばかりの政治家よりも信頼できる。
例文5:不言実行でみんなが嫌がるトイレ掃除を毎朝している彼は将来大物になるだろう。

「不言実行」をうまく用いる

「不言実行」は日常でよく使われる四字熟語です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。