「喧嘩両成敗」の意味と例文

「喧嘩両成敗」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「喧嘩両成敗」の意味と例文を紹介していきます。

「喧嘩両成敗」の読み方

読み方:けんかりょうせいばい
「喧嘩両成敗」の「喧嘩」は「けんか」と読みます。また「両成敗」は「りょうせいばい」と読みます。「喧嘩両成敗」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。

「喧嘩両成敗」の意味

意味:喧嘩はどちらも悪いと罰を与えること
「喧嘩両成敗」の由来は、元々は戦国時代の分国法からきていると言われています。分国法では喧嘩や争いを起こしたら理由を問わず両方を罰すると決められていたため、それが「喧嘩両成敗」ということわざになったと言われています。これによって、喧嘩や争いが減り、戦国大名の治安維持や家臣の統制に役立ったと言われています。

「喧嘩両成敗」の例文

例文1:彼が一方的にふっかけてきた喧嘩なのに、喧嘩両成敗なんて納得いかない。
例文2:先生は喧嘩両成敗と言って喧嘩したら問答無用で両方叱られる。
例文3:確かに彼が喧嘩をしかけてきたが、私もそれにつられて暴言を吐いたのは反省すべき点なので喧嘩両成敗なのは仕方がないと思う。
例文4:喧嘩両成敗とはいうけれど、売られた喧嘩は買わないわけにはいかない。
例文5:喧嘩両成敗と言われる家庭だったので、弱い私は両親からの加勢が受けられず、いつも強い兄にいじめられていた。

「喧嘩両成敗」をうまく用いる

「喧嘩両成敗」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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