「口が減らない」の意味と例文

「口が減らない」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「口が減らない」の意味と例文を紹介していきます。

「口が減らない」の読み方

読み方:くちがへらない
「口が減らない」の「口」は「こう」ではなく「くち」と読みます。「口が減らない」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「減らず口を叩く」などがあります。

「口が減らない」の意味

意味:負け惜しみで道理に合わないことでも屁理屈を並べ立てたり、勝手なことを遠慮なく言ったりすること
「口が減らない」の「減る」は負ける・臆する・ひるむという意味から、屁理屈や勝手なことを並べ立てることを言うようになったと言われています。

「口が減らない」の例文

例文1:彼は自分がミスしたのに、謝るどころか文句ばかり言っていて口が減らない人だ。
例文2:こんなに口が減らないやつは付き合いたくないと思ってしまう。
例文3:息子はああいえばこういうで全く口も減らないし反省もしない。
例文4:ミスをしたのに口が減らないばかりか、人に責任転嫁するなんて最低な人だ。
例文5:口が減らないところを見ると、彼は自分が悪いとは思っていないのだろう。

「口が減らない」をうまく用いる

「口が減らない」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。