「音を上げる」の意味 「音を上げた」「音を上げない」などの例文

「音を上げる」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「音を上げる」の意味と例文や「音を上げた」「音を上げない」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「音を上げる」の読み方

読み方:ねをあげる
「音を上げる」の「音」は「おと」ではなく「ね」と読みます。「音を上げる」は「音を上げた」「音を上げない」などのバリエーションがあります。類語は「弱音を吐く」などがあります。

「音を上げる」の意味

意味:苦しさに耐えられず意気地のない事や弱気なことを言ったり 降参したりすること
「音を上げる」の「音」は「おと」が大きな音響なのに対し、「ね」は小さな人間の感情に訴える泣き声や弱音のような音声を意味し、「上げる」は声を上げるという意味になります。そこから、「音を上げる」は「弱音をいう、弱音を出す」という意味になります。

「音を上げる」の例文

例文1:息子はできないとすぐ音を上げる。
例文2:音を上げるのはもう少し頑張ってからにしたい。

「音を上げた」の例文

例文1:音を上げたら何もかも終わりだよ。
例文2:彼の弱点を攻撃したら意外と簡単に音を上げた。

「音を上げない」の例文

例文1:どんなことがあっても彼は音を上げないので、社長にもその根性を見込まれている。
例文2:何度失敗しても音を上げない強さが起業には必要だ。

「音を上げる」をうまく用いる

「音を上げる」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。