「長い目で見る」の意味 「長い目で見て」「長い目で見ない」などの例文

「長い目で見る」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「長い目で見る」の意味や「長い目で見て」「長い目で見ない」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「長い目で見る」の読み方

読み方:ながいめでみる
「長い目で見る」の「目」は「もく」ではなく「め」と読みます。「長い目で見る」は「長い目で見て」「長い目で見ない」などのバリエーションがあります。

「長い目で見る」の意味

意味:今ある状態だけで判断せず、将来を期待して暖かく見守ること
「長い目で見る」の「目」は目をかけるなど心を尽くすという意味になり、「長い目」は、目が長いという意味ではなく、将来の長い間に渡って目をかけるという意味になります。「見る」は将来を見通す、予測するという意味で、そこから、「長い目で見る」は今ある状態だけで判断せず、将来を期待して暖かく見守ることを言うようになったと言われています。

「長い目で見る」の例文

例文1:長い目で見ることは人を育てる上で大事なことだ。
例文2:すぐ判断を下さずもっと長い目で見ることにした。

「長い目で見て」の例文

例文1:彼はまだ来たばかりなので仕事に関しては長い目で見てあげて。
例文2:長い目で見てこっちの高い商品の方が汎用性がありそうです。

「長い目で見ない」の例文

例文1:子供はまだ成長過程にあるので、長い目で見ないといけない。
例文2:長い目で見ないといいのか悪いのか判断できない。

「長い目で見る」をうまく用いる

「長い目で見る」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。