「途方に暮れる」の意味 「途方に暮れて」「途方に暮れた」などの例文

「途方に暮れる」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「途方に暮れる」の意味や「途方に暮れて」「途方に暮れた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「途方に暮れる」の読み方

読み方:とほうにくれる
「途方に暮れる」の「途方」は「ずほう」ではなく「とほう」と読みます。「途方に暮れる」は「途方に暮れて」「途方に暮れた」などのバリエーションがあります。

「途方に暮れる」の意味

意味:どうしていいのかわからず困り果てること
「途方に暮れる」の「途方」は方法や道筋を意味し、「暮れる」は「日が暮れる」から、一日が終わる、暗くなるという意味になり、明確な判断ができなくなるということを意味します。そこから、「途方に暮れる」は方法がなく正しい判断ができなくなるという意味になったと言われています。

「途方に暮れる」の例文

例文1:道に迷ってどちらに行ったらいいのか分からず途方に暮れる。
例文2:帰ったら子供がいなくなっていて途方に暮れる。

「途方に暮れて」の例文

例文1:いきなりの停電で途方に暮れて何もできなかった。
例文2:説明する内容を度忘れしてしまって、途方に暮れて同じことばかり繰り返してしまった。

「途方に暮れた」の例文

例文1:急な会社の倒産で給与が入らなくなり、途方に暮れた。
例文2:妻が理由なく出て行って途方に暮れた。

「途方に暮れる」をうまく用いる

「途方に暮れる」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。