「図に当たる」の意味　「図に当たって」などの例文

「図に当たる」は日常ではあまり聞くことのない慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「図に当たる」の意味や「図に当たって」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「図に当たる」の読み方

読み方：ずにあたる

「図に当たる」の「図」は「と」ではなく「ず」と読みます。「図に当たる」は「図に当たって」などのバリエーションがあります。

意味：予想や計画通りに物事が進んでいく

「図に当たる」の「図」は自分が立てた計画やたくらみのことを意味します。そこから、「図に当たる」は計画通り物事が進んでいくということを意味するようになったと言われています。

例文1：今回の作戦が図に当たると敵もきっと慌てふためくので、そこを一気に攻め込もう。

例文2：いったん図に当たると団結力もよくなるので、チーム全体が和やかになる。

例文3：新企画が図に当たるようみんなでがんばろう。

例文1：テストに向けて毎日学習範囲を決めて取り組んだところ、図に当たってテストは高得点が獲れた。

例文2：みんなきっと正攻法で攻めてくると思っていたので、こちらは変化球を用意したところ、図に当たってこちらの案が採用された。

例文3：作戦が図に当たってこちらのチームはどんどん点数が入っていった。

「図に当たる」は日常ではあまり聞くことのない慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。