「太刀打ちできない」の意味 「太刀打ちできなかった」「太刀打ちできる」などの例文

「太刀打ちできない」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「太刀打ちできない」の意味や「太刀打ちできなかった」「太刀打ちできる」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「太刀打ちできない」の読み方

読み方:たちうちできない

「太刀打ちできない」の「太刀打ち」は「ふとがたなうち」ではなく「たちうち」と読みます。「太刀打ちできない」は「太刀打ちできなかった」「太刀打ちできる」などのバリエーションがあります。類語は「歯が立たない」などがあります。

「太刀打ちできない」の意味

意味:競争して張り合っても敵わないこと、まったく相手にならないこと
「太刀打ちできない」の「太刀」は長くて大きな刀剣を意味し、「太刀打ち」はで打ち合って競うという意味です。そのため、「太刀打ちできない」はまともに張り合っても敵わないという意味になったと言われています。

「太刀打ちできない」の例文

例文1:私の方が先輩なのに新人の彼にまったく太刀打ちできない。
例文2:彼は体も大きくて力も強いので、小柄な私は絶対に太刀打ちできない。

「太刀打ちできなかった」の例文

例文1:私ずっと自分は優秀だと思っていたけれど、東大に入ったら天才がいっぱいで全く太刀打ちできなかった。
例文2:全く太刀打ちできなかったと分かったら、きっとコーチはショックを受けるだろうな。

「太刀打ちできる」の例文

例文1:今は無理でも大きくなったら太刀打ちできるよう今からしっかり力をつけるといいよ。

例文2:どんな質問にも太刀打ちできるように、きちんと作戦を練ろう。

「太刀打ちできない」をうまく用いる

「太刀打ちできない」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。