「袖振り合うも他生多生の縁」の意味 「袖振り合うも他生の縁」などの例文

「袖振り合うも多生の縁」は日常でたまに聞かれることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「袖振り合うも多生の縁」の意味や「袖振り合うも他生の縁」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「袖振り合うも多生の縁」の読み方

読み方:そでふりあうもたしょうのえん
「袖振り合うも多生の縁」の「袖」は「そで」と読みます。また「多生」は「多少」ではなく「多生」の漢字を使います。「多生」でも「他生」でもどちらの漢字でも構いません。「縁」は「えん」と読みます。「袖振り合うも多生の縁」は「袖振り合うも他生の縁」などのバリエーションがあります。

「袖振り合うも多生の縁」の意味

意味:ちょっとした出来事も実はみな関連があって起こっていることなので、人の出会いは大切にしなくてはならないというたとえ
「袖振り合うも多生の縁」は仏教用語から来ていると言われています。「多生」は仏教用語で生まれ変わりを表す輪廻転生の意味で、「他生」は前世と来世を意味します。また、「袖振り合う」は袖を触れ合うという意味で、ここから、出会いは前世からのめぐりあわせで偶然ではないことを意味していると言われています。

「袖振り合うも多生の縁」の例文

例文1:袖振り合うも多生の縁というから、せっかく出会えたので仲良くしましょう。
例文2:こんなところで知り合うなんてこれも袖振り合うも多生の縁ですね。
例文3:初めて行った外国で運命の彼女に出会うなんて、これも袖振り合うも多生の縁だな。

「袖振り合うも他生の縁」の例文

例文1:袖振り合うも他生の縁というから、同じチームとしてよろしくお願いしますね。
例文2:袖振り合うも他生の縁というように、運命の相手には出会うべくして出会うものなんだよ。
例文3:きっと、袖振り合うも他生の縁で私たちのこの出会いも必然だったのでしょう。

「袖振り合うも多生の縁」をうまく用いる

「袖振り合うも多生の縁」は日常でたまに聞かれることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。