「蛇の道は蛇」の意味と例文

「蛇の道は蛇」は日常ではあまり聞くことのなくなった慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「蛇の道は蛇」の意味と例文を紹介していきます。

「蛇の道は蛇」の読み方

読み方:じゃのみちはへび
「蛇の道は蛇」の「蛇の道」は「へびのみち」ではなく「じゃのみち」と読みます。また最後の「蛇」は「じゃ」ではなく「へび」と読みます。「蛇の道は蛇」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「餅は餅屋」などがあります。

「蛇の道は蛇」の意味

意味:その道にはその道の専門家がいて、その人に任せるのがいいというたとえ
「蛇の道は蛇」の「蛇の道」の「蛇」は大蛇のことで、最後の「蛇」は小さな蛇のことです。「蛇の道は蛇」の由来は2つ説があり、1つは大蛇の通る道は小蛇がよく知っているという説と、蛇の通る道は他の蛇もよく知っているという説があり、このことから、「蛇の道は蛇」がその道にはその道の専門家がいるので、その人に任せるほうがいいという意味になったと言われています。

「蛇の道は蛇」の例文

例文1:蛇の道は蛇というように、仕事のことは現場に出ている人に聞くのが一番だ。
例文2:冷蔵庫が壊れて、いくら調べても原因がわからなかったのに、蛇の道は蛇で修理に来てもらったらすぐに直った。
例文3:ずっと肩が痛くて動けなかったが、蛇の道は蛇で鍼灸師に行ったとたん前よりも元気になったようだ。
例文4:パソコンのことはよくわからないので、蛇の道は蛇というようにパソコン好きの息子に聞いてみることにした。
例文5:彼の言っていることは嘘だよ。蛇の道は蛇で昔私も同業だったのでよくわかるんだ。

「蛇の道は蛇」をうまく用いる

「蛇の道は蛇」は日常ではあまり聞くことのなくなった慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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