「口を濁す」の意味 「口を濁した」などの例文

「口を濁す」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「口を濁す」の意味や「口を濁した」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「口を濁す」の読み方

読み方:くちをにごす
「口を濁す」の「口」は「こう」ではなく「くち」と読みます。また「濁す」は「にごす」と読みます。「口を濁す」は「口を濁した」などのバリエーションがあります。類語に「言葉を濁す」などがあります。

「口を濁す」の意味

意味:聞かれたことにはっきりと答えずあいまいに言うこと
「口を濁す」の「口」は話すことを意味し、「濁す」は表現をあいまいにしたりうやむやにしたりすることを意味するので、「口を濁す」で言葉をあいまいに表現してはっきりいわないという意味になります。

「口を濁す」の例文

例文1:口を濁すのはきっと言いたくないことがあるからだろうから、そっとしておいてあげよう。
例文2:彼女のことを聞いたら、彼は口を濁すようにして別の話にすり替えた。
例文3:口を濁すぐらいなら、何も言わない方が当事者でないように見られるのにと思う。

「口を濁した」の例文

例文1:あの事件のことを聞くと彼は口を濁した。
例文2:両親のことについてきくと彼は口を濁したので、きっと触れられたくないことだったのだろう。
例文3:学校のことを話題にすると口を濁したので、もしかしていじめられているのかと思って心配になった。

「口を濁す」をうまく用いる

「口を濁す」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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