「転ばぬ先の杖」の意味と例文

「転ばぬ先の杖」は日常ではたまに聞かれることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「転ばぬ先の杖」の意味と例文を紹介していきます。

「転ばぬ先の杖」の読み方

読み方：ころばぬさきのつえ

「転ばぬ先の杖」の「先」は「せん」ではなく「さき」と読みます。また「杖」は「じょう」ではなく「つえ」と読みます。「転ばぬ先の杖」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。

意味：失敗しないようにあらかじめ十分に用意をしておくこと

「転ばぬ先の杖」の「転ばぬ」は失敗しないことを意味し、「先」はまだわからない未来を意味し、「杖」は体を支えるというところから、用意や準備しておくことを意味します。そこから、「転ばぬ先の杖」は失敗しないようにあらかじめ十分に用意をしておくことを意味するようになったと言います。

例文1：転ばぬ先の杖で忘れないようちゃんとメモしておくことは大事ですよ。

例文2：転ばぬ先の杖でいつ災害に遭っても大丈夫なようにきちんと避難グッズを揃えておく。

例文3：雨が降りそうなので、転ばぬ先の杖で傘を持ってきた。

例文4：転ばぬ先の杖で何かあった時に家族を守れるよう保険に入っている。

例文5：転ばぬ先の杖で急にA案がダメになった時に備えてB案も用意している。

「転ばぬ先の杖」は日常でたまに聞くことわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。