「下駄を預ける」の意味 「下駄を預けて」「下駄を預けた」などの例文

「下駄を預ける」は日常ではたまに耳にする慣用句です。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「下駄を預ける」の意味や「下駄を預けて」「下駄を預けた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「下駄を預ける」の読み方

読み方:げたをあずける
「下駄を預ける」の「下駄」は「げた」と読みます。また「預ける」は「あずける」と読みます。「下駄を預ける」は「下駄を預けて」「下駄を預けた」などのバリエーションがあります。

「下駄を預ける」の意味

意味:物事の責任やトラブルの問題などを他人にすべてまかせること
「下駄を預ける」は昔の日本人の靴を脱ぐ習慣に由来すると言われています。日本人は昔から入り口で靴を脱ぐ習慣がありましたが、家を訪ねる時は履物を家の主人に預けていました。ですが、家の主人の許しがなければ履物を履いて帰ることができないところから、「下駄を預ける」は自分の考えや判断を人任せにする意味になったと言われています。

「下駄を預ける」の例文

例文1:彼は部長のくせにいつも平社員に下駄を預けるから気を付けたほうがいい。
例文2:うちの会社は私が一番新参者なので誰にも下駄を預けることができない。

「下駄を預けて」の例文

例文1:下駄を預けて責任放棄ばかりしていたら、誰からも仕事を任せてもらえないようになった。
例文2:息子は困ったことがあるとすぐ人に下駄を預けて逃げてばかりいる。

「下駄を預けた」の例文

例文1:急に病気で入院することになったので、このプロジェクトは信頼する部下に下駄を預けた。
例文2:いきなり得意先のトラブル解決に行かなくてはならなくなったので、今取り掛かっているプロジェクトは別の人に下駄を預けた。

「下駄を預ける」をうまく用いる

「下駄を預ける」は日常でたまに耳にする慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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