「口は禍の元」の意味 「口は禍の門」などの例文

「口は禍の元」は日常でもよく使われることわざです。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「口は禍の元」の意味や「口は禍の門」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「口は禍の元」の読み方

読み方:くちはわざわいのもと

「口は禍の門」の読み方

読み方:くちはわざわいのかど
「口は禍の元」の「禍」は「わざわい」と読みます。また「元」は「げん」ではなく「もと」と読みます。「口は禍の元」は「口は禍の門」などのバリエーションがあります。類語は「雉も鳴かずば撃たれまい」などがあります。

「口は禍の元」「口は禍の門」の意味

意味:うっかり話すことで禍を招くこともあるから言葉は慎みなさいということ
「口は災いの元」は『古今事文類集・後集』の「口は是れ禍の門、舌は是れ身を斬るの刀なり」という言葉が由来だと言われています。これは「迂闊なことを言うと禍が起きる、舌は槍よりも多く身を傷つける」という意味になります。

「口は禍の元」の例文

例文1:余計なことを言ってはすぐ周りの反感を買ってしまう。口は災いの元だな。
例文2:口は災いの元というし、今は黙っておいたほうがいいだろう。
例文3:ちょっと口が滑って言ってしまったことで、思わぬ誤解を受けてしまい、口は災いの元だと思った。

「口は禍の門」の例文

例文1:口は禍の門でちらっと言ってしまったことがずっとネット上で叩かれ続けている。
例文2:ちょっと悪口を言ってしまったために親友と疎遠になってしまったなんて、口は禍の門だな。
例文3:悪気はなかったが口は禍の門で相手の失礼となってしまい、大事な契約を逃してしまった。

「口は災いの元」をうまく用いる

「口は災いの元」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。