「破顔一笑」の意味と例文

「破顔一笑」は日常でもよく使われる四字熟語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「破顔一笑」の意味と例文を紹介していきます。

「破顔一笑」の読み方

読み方：はがんいっしょう

「破顔一笑」の「破顔」は「やぶれがお」ではなく「はがん」と読みます。また「一笑」は「いちえ」ではなく「いっしょう」と読みます。「破顔一笑」はこの形で四字熟語になっているため、その他のバリエーションはありません。

意味：顔をほころばせほほえむこと

「破顔一笑」の「破」はこわれるという意味なので、「破顔」で表情を崩すという意味になります。「一笑」は少しにこっと笑うことを意味し、ここから、顔をほころばせにこにこと笑うことを意味するようになったと言われています。大笑いとは違うので気をつけましょう。

例文1：彼は客がやってくると喜びで破顔一笑するのでとても感じが良い。

例文2：お正月はみんなが集まって破顔一笑で迎えられた。

例文3：抽選に当たったと聞いて思わず破顔一笑した。

例文4：子供たちの可愛い仕草をみんなが破顔一笑で見ていた。

例文5：誕生日プレゼントを持っていくと、気難しい彼も破顔一笑した。

「破顔一笑」は日常で使われることが少ない四字熟語です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。