「大風呂敷を広げる」の意味 「大風呂敷を広げて」などの例文

「大風呂敷を広げる」は日常でもよく使われる慣用句です。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「大風呂敷を広げる」の意味や「大風呂敷を広げて」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「大風呂敷を広げる」の読み方

読み方:おおぶろしきをひろげる
「大風呂敷を広げる」の「大風呂敷」は「だいふろしき」ではなく「おおぶろしき」と読みます。「大風呂敷を広げる」はこの形で慣用句になっているため、「大風呂敷を広げて」などのバリエーションしかありません。類語は「大口を叩く」「大言壮語」などがあります。

「大風呂敷を広げる」の意味

意味:現実にそぐわないような大げさなことを言ったり計画したりすること
「大風呂敷を広げる」は、大きな風呂敷を広げる様子に由来していると言われています。風呂敷は中に物を入れない状態で広げると大きなサイズになるため、この点を重ねて中身がないのに大げさなことを言うという意味になったと言われています。

「大風呂敷を広げる」の例文

例文1:大風呂敷を広げるのはいいが、プロジェクトに関することならみんなを巻き込むことになるよ。
例文2:ついついいい気になってできもしない大風呂敷を広げると後が大変だ。
例文3:大風呂敷を広げるのは彼のいつもの癖だ。

「大風呂敷を広げて」の例文

例文1:あまりに熱くなって、ついつい大風呂敷を広げてしまったと後になって後悔した。
例文2:大風呂敷を広げてばかりいると誰も信用しないよ。
例文3:取引先で大風呂敷を広げてしまったので、なんとかみんなに頼み込んでつじつまを合わせないとならなくなった。

「大風呂敷を広げる」をうまく用いる

「大風呂敷を広げる」は日常でよく使われる慣用句です。色んなシーンで使われるので、論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。