「一得一失」の意味と 「一失一得」などの例文

「一得一失」は日常ではあまり聞くことのない四字熟語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「一得一失」の意味や 「一失一得」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「一得一失」の読み方

読み方:いっとくいっしつ

「一失一得」の読み方

読み方:いっしついっとく
「一得一失」「一失一得」の「一得」は「いちとく」ではなく「いっとく」と読みます。また「一失」は「いちしつ」ではなく「いっしつ」と読みます。「一得一失」はこの形で四字熟語になっていますが、 「一失一得」というバリエーションもあります。類語は「一利一害」「一長一短」などがあります。

「一得一失」の意味

意味:長所も短所もあるということ
「一得一失」は南宋時代の僧である無門慧開が書いた仏教書『無門関』に掲載があります。『無門関』の第二十六則に法眼禅師という法眼宗の創始者がいて、他の僧に部屋にあったすだれを巻かせたところ、片方は合格だが、片方は不合格だという意味で「一得一失」と言ったところに由来します。

「一得一失」の例文

例文1:チャレンジしてみることで失敗することもあるけれど、その分自分の不得手なこともわかるから一得一失です。
例文2:この商談は一得一失で、新しい取引先という点ではいいけれど、信頼できるかどうかわからないという点では不安です。
例文3:彼ができると一得一失で、恋愛を楽しむことはできるけど、お金と時間はかかってしまう。

「一失一得」の例文

例文1:子供にお手伝いをさせるのは一失一得で、自立を促せるけれど二度手間になることもある。
例文5:外食は一失一得で、お金はかかるけど時間の節約にはなる。
例文6:オンライン授業は一失一得で、交通費もかからず無駄な時間が省けるが、友達と親交を深めることができない。

「一得一失」をうまく用いる

「一得一失」は日常でたまに耳にする程度の四字熟語ですが、論文・小論文で使えると言いたいことを的確に伝えられる言葉でもあります。正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。