「一世を風靡する」の意味 「一世を風靡した」「一世風靡」などの例文

「一世を風靡する」はよくニュースなどで聞くことのある慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「一世を風靡する」の意味と「一世を風靡した」「一世風靡」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「一世を風靡する」の読み方

読み方:いっせいをふうびする
「一世を風靡する」の「一世」は「いちよ」ではなく「いっせい」と読みます。また「風靡」は「かぜなびく」ではなく「ふうび」と読みます。「一世を風靡する」はこの形で慣用句になっていますが、「一世を風靡した」「一世を風靡させた」などのバリエーションがあります。

「一世を風靡する」の意味

意味:その時代において人々に広く認められもてはやされること
「一世を風靡する」の「一世」は「その時代」という意味です。「風靡」は、風が草木をなびかせるように人々をなびかせ従わせるという意味があります。そこから、多くの人に同じ動きをさせることを表すようになりました。そこで、「一世を風靡する」はその時代において広く知れ渡り、多くの人々を一つの方向に従わせるという意味になったといわれています。

「一世を風靡する」の例文

例文1:昭和時代女子高生の間で一世を風靡するものといえばルーズソックスでした。
例文2:いろんなものがそれぞれの時代で一世を風靡することで、サブカルチャーが成り立っていたんですね。

「一世を風靡した」の例文

例文1:当時一世を風靡したものだったけど、冷静になってみるとけっこうダサくて何がよかったんだろう。
例文2:このファッションは当時一世を風靡したもので、みんなが同じものを着て歩いていた。

「一世風靡」の例文

例文1:タピオカは昔も一世風靡させたもので、あちこちでタピオカミルクティーのお店をみかけたよ。
例文2:一世風靡させたものといえば、聖子ちゃんカットもそうかもしれない。

「一世を風靡する」をうまく用いる

「一世を風靡する」はニュースなどでよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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